日本伝統の遊び「百人一首」のいろんな遊び方を知って子どもと遊ぼう!

あそび紹介!
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こんにちは!

今回は雨の日のおうち遊びとして、『百人一首』の遊び方を提案いたします!

雨の日のおうち遊びは本を読んだり、絵を描いたりに偏りがちです。

かといって、うちの中で走り回ったりはできないし、

ゲームやスマホばかりも良くないし・・・。

そんな時は日本の伝統的な遊び『百人一首』で遊んでみましょう!

ぜひ最後までご覧ください♪

この記事がオススメの人
  • 百人一首の遊び方が知りたい方
  • 百人一首をよく知らない方
  • 雨の日のおうち遊びにお困りの方
この記事を書いた人は・・・

生まれも育ちも愛知県の名古屋市在住の30代会社員!

0歳児・小学校低学年・高学年・中学生の4人の子どもの父親

趣味は子どもと愛知の遊び場をまわる事♪

雨の日の室内遊び!「百人一首」の遊び方を知って子どもと楽しもう!

百人一首の山札のイラスト

数年前に『ちはやふる』という百人一首の『競技かるた』を題材にした漫画が流行り、

アニメ化や広瀬すずさん主演で実写映画化され『百人一首』に注目が集まりました。

アイちゃん
アイちゃん

「百人一首」って聞いたことあるけど、

どんなものなんだろう?

そもそも百人一首とは?

百人一首とは、天智天皇から順徳天皇までの約550年間に出た和歌のうち、

鎌倉時代に有名な歌人であった藤原定家が、

100人の歌人の和歌を一首ずつ選んだものです。

それが江戸時代にかるたになりました。

ちなみに『小倉百人一首』とは、

藤原定家が和歌を選ぶ際に小倉山にこもって和歌を選んだことからそう呼ばれています。

他にも「新百人一首」や「武家百人一首」などありますが「小倉百人一首」が一般的です。

百人一首のかるたは、

短歌の上の句と下の句の両方が書かれた絵柄付きの「読み札」と、

ひらがなで下の句が書かれた文字のみの「取り札」で構成されていて

それぞれ100枚、100句分あります。

アイちゃん
アイちゃん

何だか「百人一首」って難しそう・・・。

透

大丈夫!

小さな子でも楽しめる遊びもあるから安心して♪

百人一首の遊び方を見てみよう!

今回は子どもも楽しみやすい遊び方・有名な遊び方を3つご紹介します♪

坊主めくり (複数人で遊べます!)

通常のベーシックなかるた遊び方ではなく『坊主めくり』を1番に紹介するのは、文字ではなく絵柄で遊べることから、小さな子どもでも楽しめる為です。

ルール説明:最後に一番多くの札を持っていた人の勝ち!
坊主めくりのルール説明
  1. 絵柄の書かれた読み札をよく切って裏向きに重ねて積む。(取り札は使用しません)
  2. 重ねて積んだ山札を中心に囲んで座る。
  3. 札を引く順番を決め、順に1枚ずつ札を引いていく。
  4. 引いた札が男性(殿)だった場合、そのまま手札に加えます。(男性の札が一番多いです)
  5. 引いた札が僧侶(坊主)だった場合、手持ちの札をすべて札捨て場に捨てます。
    (山札付近にあらかじめ札を捨てる場所を決めておいて下さい)
  6. 引いた札が女性(姫)だった場合、捨てられた札をすべて手札に加えることができます。
  7. ④~⑥を続けていき山札がなくなった際に一番手札を多く持っていた人の勝ちです!

文字で書いてあると複雑に見えますが、札を引いて絵柄をみるだけなのでめちゃくちゃ簡単です!

字の読めない子どもでも遊ぶことができるので、百人一首に慣れ親しむのに最適です!

段付きや天皇札などローカルルールがあることがあるので、やる前にルールを確認しましょう!

散らし取り(複数人で遊べます!)

ルールは基本的に通常のかるたと同じですが、違いは取り札に下の句しかかれていない点です。

通常、百人一首のかるた遊びで札が読まれる際には、短歌の上の句が先に読まれ、続いて下の句が読み上げられます。

上の句から読まれる為、歌を覚えている人(上の句を知っている人)ほど有利になります!

ルール説明:最後に一番多くの札を持っていた人の勝ち!
散らし取りのルール説明
  1. 取り札を取る人の前に、字のみの下の句が書かれた取り札を広げます!
  2. 読み手が読み札を読み上げ、読まれた取り札を取ります。
  3. 一番多く取った人の勝ちです!

子ども向けの通常のかるたは50音+絵が書かれているものが多いとは思いますが、何度もやっていると字ではなく絵を覚えてしまうので、字のみの百人一首は字の勉強にもなりますね!

かるた遊びには読み札を読む人、『読み手』が必要になります!

競技カルタ(1対1で対戦!)

前述しました『ちはやふる』の題材になっている『競技かるた』ですが、基本的には1対1での対戦となります!

ルール説明:自陣の札がなくなったら勝ち!
競技カルタのルール説明
  1. まず100枚の札を裏向けにしてよくかき混ぜ、そこから25枚ずつを取ります。
    それが持ち札となります。(残り50枚は使用しません)
  2. 持ち札25枚を上中下段に自分のほうを向けて自由に並べます。
    この自分が並べる範囲内を「自陣」、相手のほうを「敵陣」といいます。
  3. 並べおわったら暗記時間です。(15分間)50枚の場所をしっかり覚える!
  4. 15分たつといよいよ競技開始です!
    まず相手に、次に読み手にしっかりと礼をしましょう。
  5. 読み手が読んだ札を取り、先に自陣がなくなれば勝ちです!

複数人で2組のチームになって行う場合は源平合戦と言い、こちらも複数人で遊べて楽しいです!

  • 自陣から札を取った場合には自分の札としますが、敵陣から札を取った場合は自陣から札を1枚選び敵陣に渡します。
  • もし間違った札を取ってしまった場合は「お手つき」となり、相手から札を1枚もらいます。
全日本かるた協会
一般社団法人全日本かるた協会の公式YouTubeチャンネルです。 名人戦・クイーン戦や高校選手権大会(団体戦の部)の放送...

まとめ

百人一首の遊び方の例
  • 坊主めくり
  • 散らし取り
  • 競技かるた

今回は、子どもが遊びやすい百人一首のベーシックな遊び方をまとめましたが、

実際の「競技かるた」ではいかに早く取るかの戦略や歌の暗記などとても奥が深いです!

また、百人一首をわかってくると

その歌の持つ意味や歌い手について、興味も出てきて調べると面白く勉強にもなります!

その辺りの百人一首の奥深さについては、今後配信していきます!

以上、『日本伝統の遊び『百人一首』の遊び方を知って子どもと遊ぼう!』でした!

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