こんにちは!
みなさん、百人一首は楽しんでいますか?
百人一首は、定番のカルタ遊びや坊主めくりなど、
百人一首についてよくわからない子どもでも、十分楽しむことができます♪
百人一首の遊び方についてはこちらの記事をご覧ください↓
そんな百人一首ですが、歌を覚えるともっともっと楽しむことができます♪
歌を覚えるって…
100首全部覚えるの?!
そんなにすぐに覚えられないよぅ…。
アイちゃん、安心して!
今回は覚えやすい歌をいくつか選んで紹介するよ!
まずはここから覚えたら良いよ♪
今回は100首ある歌のうち、小学生でも覚えやすい歌を13個厳選し紹介します!
歌を覚えて、百人一首をより楽しみましょう♪
ぜひ、最後までご覧ください♪
- 百人一首についてもっと知りたい人
- 百人一首を覚えてカルタで勝ちたい人
- 休日&雨の日の過ごし方にお悩みの人
- 百人一首の覚え方!~百人一首の小学生が覚えやすい歌 13選~
- 覚えやすい歌とは?
- 小学生にオススメの歌 13選
- その①「 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ 」
- その②「 ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは 」
- その③「 大江山 いくのの道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立 」
- その④「 村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕暮れ 」
- その⑤「 住江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ 」
- その⑥「 めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな 」
- その⑦「 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ 」
- その⑧「 さびしさに 宿を立ちいでて ながむれば いづこもおなじ 秋の夕暮れ 」
- その⑨「 ほととぎす 鳴きつるかたを ながむれば ただ有明の 月ぞのこれる 」
- その⑩ 「 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ 」
- その⑪ 「 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに 」
- その⑫「 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける 」
- その⑬「 夜をこめて 鳥のそらねは はかると よに逢坂の 関はゆるさじ 」
- まとめ
百人一首の覚え方!~百人一首の小学生が覚えやすい歌 13選~
覚えやすい歌とは?
覚えやすい歌ってどんな歌なんだろう??
どんな歌が覚えやすいのか?覚えやすい歌とはどんな歌なのか?
そのポイントを見ていきましょう!
自分に関連した単語が入っている歌
自分の名前の漢字や読み方、住んでいる地名など自分に関連した言葉が入っている歌は、
親近感を感じて覚えやすいです♪
例えば、人気百人一首マンガ「ちはやふる」の主人公「綾瀬 千早」は、
自身の名前と同じ「ちはや…」で始まる、歌を得意札としています!
決まり字のある歌
決まり字とは、その字まで読まれたら下の句が決定する字のことを言います。
特に「一字決まり」と呼ばれる歌は、歌の一文字目で下の句がわかるので覚えやすいです!
競技かるたでは、その文字読まれたら必ず反応できるように覚えておく必要があります。
歌人が有名人の歌
歌人の中には小学生でも耳にしたことのある有名人がたくさんいます!
どんな事をしたのか知らなくても、国語や社会の授業で目にしていたり
テレビなどで聞いたことある名前だと記憶に残りやすいです♪
小学生にオススメの歌 13選
その①「 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ 」
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ
(あきのたの かりほのいほ(お)の とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ)
天智天皇 (てんじてんのう)
天皇が農民達の苦労をいたわった歌です。
百人一首の一番最初の歌として有名で、
百人一首に触れるようになると目にする機会が最も多い歌の一つです!
ぜひ覚えておきましょう♪
その②「 ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは 」
ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは
(ちはやぶる かみよもきかず たつたがは(わ) からくれなゐ(い)に みづ(ず)くくるとは)
在原業平朝臣 (ありわらのなりひらあそん)
上記、「自分に関連した単語が入っている歌」にも出てきましたが、
百人一首の「競技かるた」を題材とし、実写映画化やアニメ化されたマンガ「ちはやふる」!
その主人公「綾瀬 千早」の名前が入った歌です。
マンガを読んで始めた子はすぐに覚える事ができますね♪
マンガを読んだことのない子も、この機会に読むとより楽しむことができます!
その③「 大江山 いくのの道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立 」
引用元:「海の京都」天橋立観光ガイド<観光スポット紹介> – 天橋立観光協会|日本三景| (amanohashidate.jp)
大江山 いくのの道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立
(おほ(お)えやま いくののみちの とほ(お)ければ まだふみもみず あまのはしだて)
小式部内侍 (こしきぶのないし)
こちらの歌は、日本三景の一つでもある「天橋立」が歌に登場します!
天橋立がどこかわからなくても、日本三景の一つと聞くと何だかすごそうですよね。
ちなみに筆者はこの歌をきいて、
愛知県から自転車で天橋立(京都府)まで見に行ったことがあるよ!
海水浴もできたりして、すっごい良いところだったよ!
その④「 村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕暮れ 」
村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕暮れ
(むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに きりたちのぼる あきのゆふ(う)ぐれ)
寂蓮法師 (じゃくれんほうし)
7つの一字決まりの歌のうちの1つ!
一文字目が「む」の歌は他にないので、覚えやすいです!
その⑤「 住江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ 」
住江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ
(すみのえの きしによるなみ よるさへ(え)や ゆめのかよひ(い)ぢ(じ) ひとめよくらむ(ん))
藤原敏行朝臣 (ふじわらのとしゆきあそん)
7つの一字決まりの歌のうちの1つ!
一文字目が「す」の歌も他にないので、覚えやすいです!
その⑥「 めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな 」
めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな
(めぐりあひ(い)て みしやそれとも わかぬまに くもがくれにし よは(わ)のつきかな)
紫式部 (むらさきしきぶ)
7つの一字決まりの歌のうちの1つ!
一文字目が「め」の歌が他にないのはもちろん、
作者の紫式部は、かの有名な長編小説の「源氏物語」の作者でもあります!
源氏物語は聞いたことある!
その⑦「 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ 」
吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ
(ふくからに あきのくさきの しを(お)るれば むべやまかぜを あらしといふらむ(ん))
文屋康秀 (ふんやのやすひで)
7つの一字決まりの歌のうちの1つ!
一文字目が「ふ」の歌も他にないので、覚えやすいです!
その⑧「 さびしさに 宿を立ちいでて ながむれば いづこもおなじ 秋の夕暮れ 」
さびしさに 宿を立ちいでて ながむれば いづこもおなじ 秋の夕暮れ
(さびしさに やどをたちいでて ながむれば いづ(ず)こもおなじ あきのゆふ(う)ぐれ)
良暹法師 (りょうぜんほうし)
7つの一字決まりの歌のうちの1つ!
一文字目が「さ」の歌も他にないので、覚えやすいです!
その⑨「 ほととぎす 鳴きつるかたを ながむれば ただ有明の 月ぞのこれる 」
ほととぎす 鳴きつるかたを ながむれば ただ有明の 月ぞのこれる
(ほととぎす なきつるかたを ながむれば ただありあけの つきぞのこれる)
後徳大寺左大臣 (ごとくだいじのさだいじん)
7つの一字決まりの歌のうちの1つ!
一文字目が「ほ」の歌も他にないので、覚えやすいです!
その⑩ 「 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ 」
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ
(せを(お)はやみ いは(わ)にせかるる たきがは(わ)の われてもすゑ(え)に あは(わ)む(ん)とぞおもふ(う))
崇徳院 (すとくいん)
7つの一字決まりの歌のうちの1つ!
一文字目が「せ」の歌も他にないので、覚えやすいです!
その⑪ 「 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに 」
花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
(はなのいろは うつりにけりな いたづ(ず)らに わがみよにふる ながめせしまに)
小野小町 (おののこまち)
この歌を歌ってたのは、
クレオパトラ、楊貴妃と共に「世界三大美人」の一人と呼ばれる小野小町です!
こちらも有名ですね♪
その⑫「 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける 」
人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける
(ひとはいさ こころもしらず ふるさとは はなぞむかしの かににほ(お)ひ(い)ける)
紀貫之 (きのつらゆき)
日本の歌人の第一人者として、紀友則・壬生忠岑・凡河内躬恒と共に
「古今和歌集」の撰者となったり、有名な「土佐日記」の作者です!
その⑬「 夜をこめて 鳥のそらねは はかると よに逢坂の 関はゆるさじ 」
夜をこめて 鳥のそらねは はかると よに逢坂の 関はゆるさじ
(よをこめて とりのそらねは はかるとも よにあふ(おう)さかの せきはゆるさじ
清少納言 (せいしょうなごん)
紫式部と同時期に活躍した女性の作家として、
並べられることの多い清少納言も有名な人物です♪
有名な随筆の「枕草子」の作者です!
まとめ
① 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ
② ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは
③ 大江山 いくのの道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立
④ 村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕暮れ
⑤ 住江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ
⑥ めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな
⑦ 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ
⑧ さびしさに 宿を立ちいでて ながむれば いづこもおなじ 秋の夕暮れ
⑨ ほととぎす 鳴きつるかたを ながむれば ただ有明の 月ぞのこれる
⑩ 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ
⑪ 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
⑫ 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける
⑬ 夜をこめて 鳥のそらねは はかると よに逢坂の 関はゆるさじ
いかかがでしたでしょうか?
百人一首は、百首それぞれに読んだ人の時代や物語があります♪
お気に入りの一首ができるとすぐに覚えることができて、
カルタ遊びの時に素早く取ることができるね♪
一首、また一首と好きな歌が増えていくと、
ますます百人一首を楽しむことができるようになりますね♪
ぜひ、皆さんもお気に入りの一首を見つけてはいかがでしょうか?
以上、『 百人一首の小学生が覚えやすい歌 10選!~意味を知って百人一首をもっと楽しもう!~ 』でした!
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