こんにちは!
百人一首楽しんでいますか?
百人一首にはいろんな歌があって、知れば知るほど楽しくなっていきますよね♪
そんな歌を歌った人達がどんな人物か知っていますか?
今回は100首ある歌の歌人の中から、皆さんも一度は名前を聞いたことのある
「小野小町」についてご紹介していきます!
歌った人の事を知れば百人一首で遊ぶ時、もっと楽しくなりますよ♪
ぜひ最後までご覧ください!
- 小野小町について知りたい人
- 小野小町の百人一首の歌の意味が知りたい人
- 百人一首に興味がある人
百人一首に出てくる小野小町ってどんな人?和歌の意味や代表作は?
小野小町ってどんな人?
小野小町(おののこまち)は、平安時代初期の日本の女性で文学や伝説に登場する人物です。
小野小町は、小野小町に関することは謎の部分が多いのですが、
その知名度はとても高く、その美しさや才能で知られています。
小野小町って聞いたことあるかも!
すごい美人だったんだよね??
そうだよ!
日本では、クレオパトラと楊貴妃の一緒に、
世界三大美女の一人って言われたりするよね!
あと、「小町」って言葉は、美人の代名詞として使われることがあるよね!
伝説によれば、小野小町は9世紀初頭に平安京で生まれ、歌や踊りに優れ多くの男性たちから愛されたと伝えられています。
とても優れた女流歌人であり、六歌仙、三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人にも選ばれています。
小野小町は、日本の古典文学や歌謡、絵画などに多く登場し、その美しさや哀愁を称える作品が数多く残されています。
小野小町の百人一首の歌の意味は?
百人一首の小野小町の歌 第9番
花の色は うつりにけりな いたづらに わが身よにふる ながめせしまに
小野小町
花の色もすっかり色あせてしまいました。
むなしいまま、世の中に降る長雨にさらされている間に。
この歌には2つの意味があり、桜の花が雨に当たり色あせてしまう様子と
自分の容姿が衰えていく様子を一つの歌で表現しています。
小野小町の他の歌は?
小野小町には百人一首に選ばれた和歌以外にも、たくさんの有名な和歌があります。
その一例をご紹介します!
① うたた寝に 恋しき人を 見てしより 夢てふものは 頼みそめてき
うたたねの夢のなかで恋しいあのひととお会いして以来、
(ただ儚いと思っていた)夢というものを頼みにし始めるようになったのです。
② うつつには さもこそあらめ 夢にさへ 人目をよくと 見るがわびしさ
現実では人目を気にするのは仕方ありませんが、
夢でさえ人目を避けて逢えないのはなんてさびしいことでしょう。
③ いとせめて 恋しき時は むばたまの 夜の衣を かへしてぞ着る
恋しくてたまらない夜は、夜の衣を裏返して着るのです
④ 夢路には 足もやすめず 通へども うつゝにひとめ 見しごとはあらず
夢の中では足も休めずに通っていますが、現実に一度逢った夜ほど素晴らしくはありません。
⑤ かぎりなき思ひのまゝに夜も来む夢路をさへに人はとがめじ
限りない思いのままに夜も来ましょう。夢の中なら人はとがめないでしょうから。
⑥ 思ひつつ ぬればや人の 見えつらむ 夢としりせば さまざらましを
あの方を思いながら寝たから、夢に現れたのだろうか。もし夢とわかっていたら、醒めなかったのに。
このように小野小町の歌には儚い恋や情熱的な恋の歌、夢にまつわる歌が数多く残されています。
夢にまつわる歌が多いことから
「夢の歌人」と呼ばれることもあるみたい!
まとめ
彼女については謎が多く、彼女の出自や生没年については諸説あり正確な情報は不明です。
一部の説では、彼女は小野篁の孫であるとされていますが、その血縁関係についても諸説があります。
ミステリアスな存在ではありますが、小野小町が優れた歌人であったことは逸話や残された和歌でわかります。
小野小町が歌った歌は、今なおその美しさから人々を惹きつけています。
歌の美しさからも、小野小町という人物の内面が感じられますね!
以上、「百人一首に出てくる小野小町ってどんな人?和歌の意味や代表作は?」でした!
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